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サブカルチャーとまで言わしめた”異端””逸脱””革新”ザンクトパウリの発信力。

ザンクトパウリ(FC St.Pauli)というサッカーチームをご存知だろうか。

pic1ヨコハマ・フットボール映画祭で上映された「狂熱のザンクトパウリ・スタジアム」

おそらくサッカー通であれば、かつて尾崎加寿夫という日本人選手が所属していたという話は一度くらいは耳にしたことはあるとは思いますが、それ以外の、このチームの実態を掴むことはなかなか難しい。

なぜかというと、世界的に目立った実績はないし、ましてやトップリーグではなく下部リーグに所属する、いわばマイナーチームの一員に過ぎないのだから。

現在、ドイツブンデスリーガ2部に所属するザンクトパウリは、ドイツ北部の都市ハンブルグに本拠地を置くチームです。同じ本拠地の名門クラブ、ハンブルガーSVと比べると、その存在は対極にあるといってもおかしくない。

その理由は、サポーターを見れば一目瞭然である。一般的な市民サポーターを抱えるハンブルガーSVに対し、ザンクトパウリサポーターは、まるでアナーキーなカルト集団のように映るからです。

ドクロマークをモチーフに、左寄りの思想を掲げ、パンクの精神を持つ。その異端的な存在は反社会的にも映るが、逸脱、革新的、プログレッシブな印象が与える。そんな彼等の世界観を信奉する人は少なくない。ザンクトパウリサポーターは、ドイツ全土に1000万人を越えると言われている。

ザンクトパウリというサブカルチャーの主役は、サッカーではない、チームでもない、サポーターの存在そのものなのだ。

独自の思想がある、独自の文化を育んでいる。自然発生したであろうこのコミュニティーには、ボクにも身に覚えがある。

エクスマの存在です。
(エクスマとは?)

こんな表現をしてしまうと、いろんな人に怒られてしまいそうですが仕方がない、エクスマとザンクトパウリは、完全にボクの中でリンクしてしまったのだから。

独自の思想、独自の文化、独自のコミュニティー。その背景にはカッコよさという、強烈な共感があります。

ものスゴイ抽象的な表現ですが、カッコよさとは、いろんな要素が含まれてると思うんです。もちろん外観的な部分とか内面的なこともあるとは思うけど、異端であり、逸脱であったり、革新的であったり、その生き様であったり。やはり一言で表すなら「カッコよさ」に尽きるような気がする。

もしコミュニティーを作る意図があるのならば、
もしビジネスを活性させたければ、

今一度「カッコよさ」という視点で眺めてみてはどうでしょうか。

そんなことを考えてました。
それではまた。

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勝村 大輔
1973年神奈川県生まれ 株式会社ガナーズ代表取締役/マーケティングコンサルタント/サッカージャーナリスト「サッカー馬鹿」と検索すると最上位に表示されるほどのサッカー馬鹿。4年に一度開催されるW杯には必ず現地に応援に駆けつけるほどの熱狂的なサポーターでもある。美容室の経営、コンサルティング、講演や執筆を中心に活動しています。著書『サポーター論〜一度きりのお客さんが熱狂的サポーターに変わる!〜』

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