トレンドアフィリエイトという手法が広まり始めたのが2012年のはじめ。
それから徐々にトレンドアフィリエイトが、再現性の高い手法であるという事が広まり、多くの実践者、そして多くの実績者を輩出してきました。
その一方で、トレンドアフィリエイトで結果が出せなかった人もいました。
そして一部では「トレンドアフィリエイトは既に飽和している」「今からやっても稼げない」そういった事も言われています。
ですが、トレンドアフィリエイトの本質を理解すれば、トレンドアフィリエイトに飽和は無い。という事に気づかされます。
トレンドアフィリエイトが飽和しない理由をキーワード選定の面から解説
- トレンドキーワードは時間の経過と共に生まれ、消えていく
- 関連キーワードも時間の経過と共に生まれ、消えていく
- トレンドアフィリエイト実践者も時間の経過と共に生まれ、去っていく
トレンドキーワードは時間の経過と共に生まれ、消えていく
そもそもトレンドアフィリエイトとは、その時々で注目されているキーワード(トレンドキーワード)を記事にまとめる事で大量のアクセスを集める手法です。
つまり、世の中が変化し、新しいモノ、新しいサービス、新しい環境、新しい規則、などが出来れば、そこには必ず新しいトレンドキーワード(注目を浴びる単語)が生まれます。
例えば、「吉高由里子」「パズドラ」「ステマ」「妖怪ウォッチ」「既読無視」こういったキーワードは、10年前まではトレンドキーワードではなかったのです。
おそらく、これからも世の中は移り変わり、そして、私たちが知らない新しいキーワードが出てきます。
そして、今、トレンドキーワードとされている言葉はいつの間にかトレンドキーワードでは無くなります。
トレンドキーワードは、社会の動きと同様に循環しているのです。
おそらく「トレンドアフィリエイトは飽和した」という人は、世の中の変化と共に誕生する新しいトレンドキーワード数に対して、トレンドアフィリエイト実践者が多すぎる。
と言っているのだと思います。ですが、それもメインキーワードと関連キーワードの関係性を理解すれば、キーワードの枯渇が無い事に気づきます。
関連キーワードも時間の経過と共に生まれ、消えていく
トレンドアフィリエイトを少しでもやった経験があれば、トレンド記事を書く時は、2語以上の複合キーワードで上位表示を狙うという事は理解しているはずです。
例えば、「吉高由里子」というキーワードで上位表示させるのは難しいので、最初は「吉高由里子 ハイボール」などの2語以上のキーワードで上位表示を狙います。
仮に「吉高由里子 ハイボール」という複合キーワードで上位表示(検索結果のトップページに表示)された場合でも、それなりのアクセスは集まります。
1日100PVくらい。サジェストキーワードや虫眼鏡キーワードに入っている場合は、300PVくらいはいくと思います。
→トレンドアフィリエイトの関連キーワードの選び方(サジェストキーワード・虫眼鏡キーワード・その他の関連キーワード)
仮に、メインキーワード+関連キーワードの組み合わせで、1日100PV集められる記事が書ければ、そういった記事を100記事書けば、
100PV×100記事=10000PV/日
となり、1万PV/日を達成します。つまり、仮にライバルが増えてメインキーワードの奪い合いが起きた場合でも、メインキーワードと関連キーワードで、ちゃんと上位表示出来れば、それなりのアクセスを集める事は出来るのです。
そして、関連キーワード(サジェストキーワード・虫眼鏡キーワード)はメインキーワードよりも循環が激しいです。
例えば、メインキーワードを「吉高由里子」とした場合、それに続く関連キーワードには、少し前であれば「ハイボール」というキーワードがあったと思いますが、今はないです。
ですが、もし吉高由里子さんが、また新しいCMなどに出演したら、新しい関連キーワードが出てきます。
つまり、トレンドアフィリエイトは「メインキーワード+関連キーワード」で上位表示させる事が出来れば、それなりのアクセスを集める事ができます。
そして「メインキーワード」「関連キーワード」ともに、常に循環が起きています。
メインキーワード×関連キーワードの新しい組み合わせは、毎日更新されており、日本のトレンドアフィリエイト実践者が、いくら頑張っても記事が書ききれていないのが現状です。
現に僕がトレンド記事を書く時は「メインキーワード+関連キーワード」で上位を狙いますが、競合相手が殆どいないキーワードの組み合わせは、すぐに見つかります。
そういった「メインキーワード+関連キーワード」で1記事でも上位表示されるようになればブログにアクセスが集まるようになり、ブログ自体が強くなり、次の記事を書く時により有利な状態で記事を書くことが出来ます。
トレンドアフィリエイト実践者も時間の経過と共に生まれ、去っていく
そして、トレンドアフィリエイトが飽和が起きない1番の理由が、トレンドアフィリエイト実績者も時間の経過と共に生まれ、去っていくという事です。
- 稼げなかったから去っていく
- 稼げるようになったから違うアフィリエイトをやる
- Googleからペナルティを受けサイトを失った
実は、トレンドアフィリエイトを始めて半年後とか1年後に待っている未来は、この3つのうちどれかしかありません。
稼げなかったから去っていく
トレンドアフィリエイトを数ヶ月やって、思ったような報酬が得られなかった場合、多くの人はトレンドアフィリエイトを止めます。
トレンドアフィリエイトを始めたからといって、全ての人が1年、2年と続ける訳ではなく、1、2ヶ月で止めていってしまう人も多いのです。
稼げるようになったから違うアフィリエイトをやる
トレンドブログ(ごちゃ混ぜブログ)のような専門性の低いサイトは、Googleから良い評価を得られない傾向にあります。
この事は、トレンドアフィリエイトをやっている人であれば共通の認識で、Googleが検索結果の上位に表示させたいブログは、検索者にとって最も有益な情報を掲載しているブログです。
なので、トレンドブログのような専門性の低いサイトは長期的に運営するには不利なのです。
トレンドアフィリエイトは、短期間で結果が出るので、ブログアフィリエイトを初めてやる人向けの手法であり、トレンドアフィリエイトを通して、
- キーワード選定スキル
- 記事の構成
- SEO対策
こういったのを理解して、そしてある程度実績がついたら、特化型トレンドアフィリエイトやサイトアフィリエイト、もしくは情報発信型のアフィリエイトに移っていくのが一般的です。
僕の知り合いにもトレンドアフィリエイトで最高200万円/月を稼いだ人がいましたが、やはり、他のアフィリエイト手法への移行が必要だと本人も気づいていました。
たしかに僕自身もトレンドアフィリエイトを実践していますが、それは、利益をあげる為ではなく、これからトレンドアフィリエイトを始めようとしている人に情報発信する上で必要となるデータを収集する為です。
なので、トレンドアフィリエイトには、それ程時間を使っていません。
この事は、今現在アフィリエイトで活躍している人の間でも同じで、トレンドアフィリエイトはブログアフィリエイトを理解する為のものであって、長期的に報酬を得たいのであれば、違う手法に移行すべき。というのが、共通して言われている事です。
Googleからペナルティを受けサイトを失った
また、トレンドアフィリエイト人口が均衡を保てる理由には、トレンドブログ(ごちゃ混ぜブログ)は、Googleからペナルティを受けやすいという事もあります。
トレンドブログを見て貰えば分かりますが、殆どのトレンドブログは、ここ最近できたものばかりです。2年、3年と続いているトレンドブログは殆どありません。
つまり、トレンドブログを長期的に運用するのは、それだけ難しいという事なのです。
トレンドアフィリエイトは循環している
ここまで解説したように、トレンドアフィリエイトは、
- メインキーワード
- 関連キーワード
- ブログの書き手
が循環しており、トレンドアフィリエイトに飽和が起こるという事はありません。もし「トレンドアフィリエイトは稼げない手法なのでは?」と不安に思い躊躇しているのであれば「飽和」よりも「Googleの動き」に注目したほうが良いです。
先程も解説した通り、Googleは専門性の低い、もしくは信憑性の低いサイトに低い評価を与えるようになってきています。
そして、トレンドブログは、それに該当しやすいのです。
なので、トレンドアフィリエイトの流れも、これまでの、ごちゃ混ぜブログを運営するトレンドアフィリエイトから、より専門的な情報を発信する、特化型トレンドアフィリエイトが注目されているのです。
特化型トレンドアフィリエイトについてはこちらの記事を参考にして下さい。
→トレンドアフィリエイトと特化型トレンドアフィリエイトの違い
また、僕自身、これまで多くの人を見てきましたが、結果を出す人に共通して言える事は、継続力がある。という事です。
トレンドアフィリエイトの最大のメリットは、その再現性にあります。
トレンドアフィリエイト程、個人の能力やセンスを必要とせず、やればやった分成果に繋がる手法は他にありません。
確かに、個人の能力やセンスがあれば、トレンドアフィリエイトでも、より短期間で成果を出す事が出来ます。
ですが、仮に、能力やセンスといったものが殆ど無かった場合でも、トレンドアフィリエイトのやり方をちゃんと理解して続ければ、殆どの場合は結果は出ます。